鍵のトラブル!そんな時どうすればいいのか

鍵のトラブル!そんな時どうすればいいのか

鍵

ピンシリンダー

ここでは、ディンプルキーやディスクシリンダーの項目でも少し説明したピンシリンダーの仕組みや、ピッキングについて、詳しく説明していきます。

ピンシリンダーは。外筒と内筒に分かれており、複数個のピンに、スプリングが付いている構造です。ピンには独特のくぼみがあり、今くぼみをシアラインといいます。
キーが刺さっていない状態だと、ピンはスプリングによって押さえつけられ、外筒と内筒を貫いています。この場合、ピンが外筒と内筒を串刺しにしているので、内筒を回して鍵を解錠することができません。しかし、中のピンすべてを持ち上げすぎても外筒に引っかかるため、やはり鍵が回せないため、解錠はできません。
解錠するためには、すべてのピンのシアラインを正しい位置に配置することです。すべてのピンのシアラインが正常な位置にあれば、外筒、内筒両方に引っかかることがないので解錠が可能です。
シアラインを正しい位置に配置するためには、その鍵にあった合鍵を使用しなければいけません。鍵を差し込むことにより、鍵がピンを持ち上げます。あのギザギザは、シアラインを正しい位置に固定するためにあるのです。
このピンシリンダーによる解錠方法は、大昔から使用されている主要な鍵の構造です。
南京錠から始まり、ディスクシリンダーやディンプルキーもこのピンシリンダーが使用されています。

そんなピンシリンダーですが、ディンプルキーが出来るまでは、ピッキングが猛威を振るっていました。
ここでは、そんなピッキングについて紹介していきます。

詳しい説明をすることはあえて省きますが、ピックツールを使用し、中のピンを持ち上げていきます。これは固定する必要はなく、シアラインにピッタリになった場合、少し中の鍵が動くので、外筒と内筒の間に出来たズレにピンを引っ掛けることができるので、固定のために何らかの道具を使用する必要はありません。
この行為をピンの数分行えば、時間は多少かかっても鍵を開けることが可能です。
しかし、この行為を実際にしようとすると、どのピンからはじめなければならないか、ピンの数は何個あるかなどといったことを調べることからはじめなければならないので、よほど熟練した腕前でなければすぐに開けることは難しいです。
また、現在では鍵の構造も複雑化し、ディンプルキーの登場により、初心者がピッキングを成功させることはかなり難しくなっています。また、当然の事ながら犯罪行為なので、実際にピッキングを行うのはリスクが非常に大きいです。